こちらでは年末調整でよくあるエラーについてご説明いたします。
目次
設定について
ジョブカン労務HRまたはジョブカン給与計算よりデータインポートしていただいた際に発生するエラーについてご説明いたします。
※ジョブカン労務HRまたはジョブカン給与計算より従業員情報のデータインポートした際のエラー内容は依頼一覧にて確認が可能です。
②「●✖(スタッフコード)●●●(社員名)のメールアドレスが既に存在します」
③「●✖(スタッフコード)●●●(社員名)の所得見積額を48万円以下で入力してください」
①「従業員が見つかりませんでした」となる
「ジョブカン労務HR」もしくは「ジョブカン給与計算」にて以下のご確認をお願いいたします。
(1)「従業員情報」「基本情報」にてスタッフコードが入力されていますでしょうか。
→年末調整のインポートはスタッフコード入力が必須になります。
→スタッフコードがない、またはスタッフコードが年末調整側と異なる従業員は連携されません。
(2)「従業員情報」「基本情報」にて入社日は正しい日付で登録されていますでしょうか。
→ステータスが「在職者」の従業員が連携されます。
→入社日が未来の「内定者」は連携されません。
(3)「依頼一覧」をスーパーリロードで表示されるかお試しいただいてもよろしいでしょうか。
→「Shift+F5」をお試しください。
②「●✖(スタッフコード)●●●(社員名)のメールアドレスが既に存在します」
「ジョブカン労務HR」「ジョブカン給与計算」側のスタッフコードと「ジョブカン年末調整」側のスタッフコードが一致していない為に発生するエラーでございます。
以下操作をお試しください。
(1)「ジョブカン労務HR」「ジョブカン給与計算」側のスタッフコードを「ジョブカン年末調整」のスタッフコードに合わせて修正してから再度インポートを行ってください。
(2)「ジョブカン年末調整」側の従業員を削除してから再度インポートを行ってください。
③「●✖(スタッフコード)●●●(社員名)の所得見積額を48万円以下で入力してください」
ジョブカン給与計算「従業員情報」内「扶養情報」→「被扶養者所得額」を48万以下(配偶者は95万以下)に修正して頂いた上で再インポートをお願いいたします。
※年末調整にて扶養控除を受けられる所得税法上の扶養親族の対象に関しましては こちらをご参照ください。
依頼一覧について
データインポート後、従業員への依頼段階で発生するエラーについてご説明いたします。
①「入力用URLが失効しました。再度入力用URLを発行して下さい」
※従業員が入力依頼メールにあるURLをクリックした際に発生
②「●●●(社員名)の被扶養者の情報と配偶者の有無の情報が一致しません。」
①「入力用URLが失効しました。再度入力用URLを発行して下さい」
依頼一覧画面から対象の従業員にチェックを入れ「年末調整を依頼する」を押下すると
管理者から送信された年末調整の入力用URLが 従業員に届きます。
マイページを持たない従業員の方はこちらのページに遷移します。
「入力用URLを送信する」を押下すると再度従業員宛に年末調整入力用URLの案内メールが届きます。
ログインせずに入力ページの「入力用URLを送信する」を押下された後30分経過すると下記のエラー表示がされます。
この場合、管理者様側で再度依頼メールをお送り頂く必要がございます。
依頼一覧から該当の従業員様にチェックの上年末調整を依頼するをクリックして頂きますと再度依頼メールが送信されます。
②「●●●(社員名)の被扶養者の情報と配偶者の有無の情報が一致しません。」
インポート元となる「ジョブカン労務HR/給与計算」の「従業員情報」にて「配偶者情報を無」かつ「扶養情報に配偶者情報入力」のままインポートすると起こるエラーです。
※ジョブカン労務HRで「従業員情報を一人ずつ更新する」にはこちらをご参照ください。
※ジョブカン給与計算で「従業員情報を一人ずつ更新する」にはこちらをご参照ください。
「ジョブカン給与計算」「従業員情報」編集画面にて「配偶者情報」を「無→有」に修正し各収入金額項目を入力の上、更新します。
「ジョブカン年末調整」の「設定」から再度「ジョブカン給与計算からインポート」を選択します。
結果一覧について
従業員・管理者両者の入力が終了したのちのエラーについてご説明いたします。
①「従業員情報と源泉徴収票の前職の支払金額、控除額、源泉徴収税額が一致 しない従業員がいます●✖(スタッフコード)●●●(社員名)」
①「従業員情報と源泉徴収票の前職の支払金額、控除額、源泉徴収税額が一致 しない従業員がいます●✖(スタッフコード)●●●(社員名)」
年末調整依頼一覧にて表示されている従業員情報にて記載されている前職情報と源泉徴収票の前職情報に差異が生じている状態です。
以下の方法でエラー解消が可能となります。
(1)該当従業員の源泉徴収票項目をクリックします。
(2)右上部の「前職分を従業員情報から再計算する」を押下し、金額反映されたことを確認後画面下部の「保存」を押下します。
(3)エラーが解消し源泉徴収票に従業員情報の金額が反映されている状態をご確認いただけます。
②「年末調整処理対象の給与が見つかりませんでした。」
年末調整確定後、過不足額データをジョブカン給与計算に反映した際にでるエラーとなります。
(ジョブカン給与計算への過不足額反映方法はこちら)
前提として以下の条件をご確認ください。
・「過不足額の精算」画面において「ジョブカン給与計算反映方法」の支給方法を設定している。
・「ジョブカン給与計算」で上記設定した「給与」「賞与」一覧に当該従業員が反映されているか確認
上記要件を満たしてなおエラーが発生する場合は以下の原因が考えられます。
(1)ジョブカン給与計算において給与賞与計算確定後に従業員を追加登録した。
→「結果一覧」から確定解除されますと一覧に表示されます。
(2)当該従業員が「ジョブカン労務HR」にしか従業員登録をしていない。
→ 「結果一覧」から確定解除ののち、「ジョブカン給与計算」に登録し、再度年末調整確定をお願いします。
③「市区町村の分類ができなかった従業員がいます。」
年末調整確定後、給与支払報告書の画面にて市区町村の分類ができなかった従業員の名前が表示されます。
こちらは、従業員の 現住所・住民票住所 の郵便番号が異なっていた際に出るエラーとなります。
依頼一覧の画面にて、該当の従業員の郵便番号のご確認をしていただき正しい郵便番号にご修正をお願いいたします。
すでに年末調整を確定していると思いますので、確定を解除しご修正をお願いいたします。
確定解除に関してはこちらをご確認ください。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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ねんまつちょうせい 年末調整 エラー