このヘルプページでは、他の給与計算ソフトなどで既に定額減税の処理を始めた後、ジョブカン給与計算に乗り換えた場合の対応についてご案内いたします。
※ジョブカン年末調整にジョブカン給与計算から源泉徴収簿の各月の金額を正しく連携したい場合は、既減税額を使わずに各月の過去データを入力してください。
定額減税についての詳細は、国税庁の定額減税 特設サイトをご覧ください。
目次
定額減税対象人数を確定する
サイドメニューから「定額減税対象人数一覧」を選択します。こちらで定額減税の対象となる従業員と、月次減税額の算出に用いた扶養親族の人数(減税対象人数)が合っているかを確認していただき、間違いがなければ左側のチェックボックスにチェックを入れ、保存をクリックしてください。
人数確定の詳細はこちらをご確認ください。
※一度保存をすると、従業員情報一覧で扶養親族の増減、情報変更があっても、「減税対象人数」「保存済減税対象人数」に変更はありません(保存解除後も同様です)。保存済減税対象人数を変更するには、直接「減税対象人数」を変更し、改めて保存をしてください。
保存後、「減税額一覧」に従業員の名前が表示されます。
既減税額を確定する
既減税額とは、他社の給与計算ソフトで処理済の月次減税額の合計額になります。ジョブカンではこの合計額を、「既減税額」と呼びます。この既減税額を登録することで、ジョブカン給与計算でも引続き月次減税事務を行うことができます。
既減税額に、他社で処理した月次減税額の合計額を入力します。
入力方法は2つあります。
➀手入力で入力する。
②CSVファイルをインポートする。
➀手入力で入力する。
既減税額の欄に、他社で処理している定額減税分を入力します。入力後、左側のチェックボックスにチェックを入れ、保存をクリックすると保存済減税額に既減税額が反映されます。
②CSVファイルをインポートする。
「既減税額ダウンロード」からCSVファイルをダウンロードします。
CSVファイルの既減税額を入力、編集します。
「既減税額インポート」からファイルをアップロードします。表示された金額を確認し、間違いがなければ左側のチェックボックスにチェックを入れ、保存をクリックします。
定額減税対象人数一覧で保存をすると、定額減税対象人数一覧に表示されている従業員の情報が既減税額一覧と確定処理一覧に表示されます。
人数の編集は、以下の2つの方法があります。
➀「減税対象人数」を直接編集する。
②CSVでインポートする。
➀減税対象人数を直接編集する
減税対象人数の項目で直接編集します。編集後、間違いがなければチェックボックスにチェックを入れ、保存をクリックします。
②CSVでインポートする。
「減税対象人数ダウンロード」からCSVファイルをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルの既減税額を入力、編集します。
既減税額インポートより、CSVファイルをアップロードします。
確定処理をする
サイドメニューの2024年定額減税>確定処理を選択します。
既減税額が他社給与計算ソフトで処理した月次減税額、減税額残が未処理の月次減税額になります。
確定処理をクリックすると、定額減税対象人数一覧の減税対象人数、月次減税額が確定します。
確定処理後の流れについては、こちらをご覧ください。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
🔍関連ワード
定額、減税、所得税、月次減税、実績簿