定額減税の影響により、2024年度の住民税は原則として7月から翌年5月の間で11分割され、2024年6月分の特別徴収は行われません(住民税が著しく低額な場合、6月のみ特別徴収があります)。
ジョブカン給与計算では、従業員一覧>住民税>住民税額設定にある年税額に金額を入力すると、各月の住民税が6月分から翌年5月分の12分割される仕様のため、正しい住民税額が登録できない状態となってしまいます。
そのため、2024年度の住民税額を正しく登録するためには、CSVによるインポートか各月分を手入力する必要がございます。
このページでは、市区町村から書面で決定通知書を受け取っているお客様が簡便に住民税額を登録する方法についてご案内いたします。
※5月の給与計算が完了、確定処理をした後に住民税の登録をしてください。何もしないと前年度分の住民税が反映されてしまうため、2024年分の住民税の登録をしない場合は全員分の年税額を0円で登録してください。
目次
各月分を手入力する
2024年度の住民税は、定額減税措置の影響により原則として6月分の徴収がないため、11分割になります。ジョブカン給与計算の住民税額設定の年税額欄に年税額を入力すると6月を含め12分割される仕様となっているため、2024年度はこちらの機能を利用すると決定通知書に記載されている月割額と異なる金額が自動入力されます。
そのため6月は入力せず、7月から翌年5月までの税額を手入力します。
エクセルファイルを利用してCSVをインポートする
住民税を11分割するエクセルファイルが当ページの下段からダウンロードできます。こちらをCSVに変換し、ジョブカンに登録することができます。
ヘルプページの下段にあるリンクからエクセルファイル(住民税11分割ファイル)をダウンロードしていただきます。
従業員一覧から従業員データダウンロードをダウンロードします。
従業員データダウンロードからダウンロードしたファイルから、スタッフコード、給与規定グループ、入社日、姓、名の列をコピーし、先ほどダウンロードした住民税11分割ファイルに貼り付けます。
黄色い箇所に各従業員の決定通知書に記載されている年税額を入力すると、徴収税額7月分から徴収税額5月分まで11分割された金額が割り振られます。
※徴収税額6月分は0円ですが、削除しないでください。ファイルがアップロードできなくなります。
住民税11分割ファイルと住民税決定通知書の金額が合っているかを確認していただきます。金額が合っていない場合(例 著しく住民税が低額の場合は、6月分のみの納付となります)は、住民税決定通知書の金額に合わせて修正してください。
金額が合っている場合は、名前を付けて保存からCSVファイルを選択し保存してください。
保存したCSVファイルを、従業員一覧>従業員登録>更新(CSVインポート)からアップロードします。
従業員情報>住民税>金額に反映されます。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
🔍関連ワード
特別徴収、地方税、定額減税、特別徴収税額決定通知書、特別区民税、都民特別徴収税額
※ダウンロードした住民税11分割ファイルの動作、計算結果について、当社では一切の保証・責任を負いません。