支給・控除項目の「金額設定」は、①固定額②計算式の作成③従業員ごとに金額設定の3通りあります。それぞれの設定方法についてご案内します。
※この「金額設定」に基づいて毎月支給額が決まりますが、個別の手入力やCSVによる支給額の修正も可能です。
目次
固定額
金額設定で「固定額」を選択した場合の設定方法をご案内します。
この項目は、一律で従業員に固定額を支給したい時に使用します。歩合制の手当など変動する給与に関しては固定額:0円」と仮で設定し、毎月CSVや手入力で値を入力してください。
1. 「固定額」を選択します。
2. 「金額」欄に支給額・控除額を入力します。この金額が一律で支給・控除されます。
3. 「詳細設定」を選択後、「保存」をクリックすると完了です。
※金額は、給与の支払い作業をする際に個別に手修正をするかCSVで一括修正することも可能です。詳細はこちらをご覧ください。
計算式を作成する
金額設定で「計算式を作成する」を選択した場合の設定方法をご案内します。
「勤怠項目」「単価設定」「支給項目」で登録した項目を使用して計算式を作成できます。「残業手当」など、デフォルトの勤怠関連の手当は、一般的な計算式があらかじめ入力されています。
1. 計算式を作成するを選択します。
2. 計算式を作成します。
※「日数」「時間」「回数」の選択肢は「勤怠項目設定」で登録済みのものが表示されます。
※「単価」の選択肢には「単価設定」で登録済みのものと「基本給単価」が表示されます。「基本給単価」は、従業員情報で登録されている基本給の値です。(時給の人は1時間当たりの単価、日給の人は1日当たりの単価になります)
※「支給項目」の選択肢は「この項目を使用しない(非表示設定)」以外の支給項目が表示されます。
※勤怠項目、単価、支給項目の文字は必ず【】で囲った状態にしてください。
※文字数上限は225文字です。それ以上の文字数の入力はできません。
3. 「端数処理」を行う金額の単位・端数処理の方法を選択します。
金額の単位は「1円未満を」「10円未満を」「100円未満を」「1,000円未満を」「10,000円未満を」から選択します。
端数処理の方法は「四捨五入」「切り上げ」「切り捨て」から選択します。
4. 「上限金額」や「下限金額」を設定することができます。
※上限下限金額は、端数処理後の値で判定されます。
※「下限設定0円」「計算の結果金額がマイナスになった場合」で設定をしている際は、0円で反映されます。
5. 「詳細設定」を選択後、「保存」をクリックすると完了です。
※ 金額は、給与の支払い作業をする際に個別に手修正をするかCSVで一括修正することも可能です。詳細はこちらをご覧ください。
従業員一覧で金額を設定
金額設定で「従業員一覧で金額を設定」を選択した場合の設定方法をご案内します。
同じ給与規定グループの中でも従業員ごとに金額を別々で設定したい時に使用して下さい。金額は従業員情報画面で個別に入力します。
1. 「従業員一覧で金額を設定」を選択し、「保存」をクリックします。
2. 左側メニューの「従業員一覧」を選択し、金額設定をしたい従業員をクリックします。
3. 給与の項目内のをクリックし編集画面を開きます。
4. 支給・控除項目の金額設定で「従業員一覧で金額を設定」にした項目が表示されています。金額を入力し、保存をクリックすると登録完了です。
※金額は、給与の支払い作業をする際に手修正をするかCSVで一括修正することも可能です。詳細はこちらをご覧ください。
以上でございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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